2016年10月8日、9日 京北宇津マップ設置 活動報告

宇津精華大学京北宇津宝さがし会活動報告
京北宇津マップ看板の設置【10月8・9日】
今回は京北宇津マップの看板の設置について報告します。

設置する看板は四つ。場所はふれあい会館、宇津峡公園、中地、弓槻です。
遠目からでも確認できるほどの大きさの看板が完成しました。当日は雨が降ると予報されていましたがサークルメンバーの晴れ女二人の力のおかげで暑いと感じるほど晴れました。

まずはふれあい会館の設置から始まります。看板を立てるためにコンクリートに穴をあけます。約50㎝掘るため地域の方々が作業をしている間私たちは、看板にマップを貼り付けたり、バッテリードライバーでねじを取ったり閉めたりなど経験したことがない作業でも積極的に手伝いました。

image1

大人が数人いないと持ち上がらないほど重くて大きな看板。セメントが流されるまで支えていないと倒れてしまうため気を抜くことが出来ません。持っている腕は疲れてしまいますがその分完成への期待が膨らみます。そのあとも無事に立っていく看板たち。談笑を交えながらの作業はとても楽しく頻繁に差し入れを持ってきてくださり心配りに感謝しました。

学生たちが何よりも頑張ったのはセメント作りです。一つの看板に作るセメントの量は大きな入れ物に10杯ほどです。砂利、砂、水が入った重いセメントを精一杯練りました。筋肉痛になる学生もいましたがみんな無我夢中になって作業をしていました。2日目になるとみんなコツを掴んだのかスムーズに作業が進みました。少しでも地域の方々の負担が減るように精を出しました。

image2
無事4つの看板の設置が終わり、締めの言葉のとき「今回は女の子ばかりだったので僕たちが作業しないといけないと思っていたが、思った以上に女の子が手伝ってくれて楽に作業が出来た。」という嬉しい言葉をいただきました。土木作業を手伝う様子が珍しいのかドライバーでねじを閉めるときも地域の方に見守られながら作業をするという事態が発生していました。これからはもっと頼ってもらえるように男女関係なく積極的に行動したいと思います。
さっそく看板を見にきてくださる地域の方や利用している方を見かけて自分たちが作ったものが本当に機能していることに胸が熱くなるとともに達成感がありました。デザインを学ぶ大学にいるため今回の経験は大変貴重なものだと思います。

image3
今回設置した看板の柱の部分は15・16日に塗ります。
15日は子供ちゃんたちに手伝ってもらい、中地に設置した看板に絵を描いてもらいます。16日は残っている3つをグループに分かれて私たちで塗ります。どんなデザインになるのか楽しみにしていてくださいね!宇津がもっと明るくなるようなデザインで宇津をもっともっと盛り上げていきたいと思います。

2016年9月17日 トークイベントアンケート まとめ

イオン・トークイベント・アンケート結果まとめ
※ アンケートは10人の方が回答してくださいました。

1. 今回のプレゼンテーション・トークを聴いて、良かった・楽しそうだと思う活動内容を最大3つまで選び、理由も教えてください。
子ども写真教室(5) 子どもフェスタ(3) 資料整理(2) ウォーキングマップ作成(3)
地域内看板(1) 夏祭り(5) 明石の松明祭り(3) 精華ワークショップ(2)
音風景散策(1) 絵画教室(1) 案内看板つくり(0)

子ども写真教室 写真に興味がある。
子どもフェスタ 子どもたちが楽しめる。鮎つかみ・いかだが楽しそう。
資料整理 どんな作業をしているのか気になる。
ウォーキングマップ作成 地図つくりは面白そう。宇津へ行きたいと思うきっかけを作ってくれる。
地域内看板 看板があれば便利。
夏祭り 祭りが好きだから。子どもたちが楽しめる。
明石の松明祭り 松明をつくってみたい。
精華ワークショップ 対象が子どもに根付いている。
音風景散策 地域や特徴を知ることができて、かつ今と昔をつなげる企画。
絵画教室 植葉使用が楽しそう。
案内看板つくり 回答なし。

まとめ1

子どもを対象にした企画に票が多いです。松明つくりをするイベントがあれば参加したいという意見がありました。ウォーキングマップ作成は、これから宇津へ行くきっかけにもなるという意見が多くありました。
2. もし、あなたが京北宇津宝さがし会のメンバーだったら、どんな活動がしてみたいか。具体的なイメージがある場合は簡単に記入してください。

● 宇津の鮎釣りの背景を学ぶ活動
● 狩りをしてみたい。
● 宇津のおばあちゃんレシピ、料理教室
● 京都の町中で暮らす人が宇津まで来るようにしたい。
― 楽しい企画やPRに力を入れて、たくさんの人に来てもらう。
アクセスが悪いので車を所有していない人が宇津に来やすいような環境を作る。
● 短期間の田舎滞在
● 宇津の生き物さがし
● ヤキイモキャンプファイヤー
― 芋を育てて、子どもたちとキャンプファイヤーで芋を焼いて食べたい。
● 農耕
● 民泊体験
― 古民家で地元の生活を体験する。
● 日本の美しい風景、普段とは違う生活などを見たい。
● 訪日外国人を案内する。

まとめ2

具体的な案や、でたことのない意見もでました。具体案・意見は大きく分けて二つ。対象が地域の人に向いているもの・対象が地域の外に向いているものに分かれています。宇津でこんな企画があったらぜひ参加したいという意見も多く感じられます。

2016年9月17日 トークイベント活動報告

京都精華大学京北宇津宝さがし会 活動報告
トークイベント「わたしといなか」【9月17日】
イオンモール京都内無印良品のオープンスペース「Open MUJI」にて、トークイベント「わたしといなか」が行われました(https://www.muji.com/jp/events/3676/)。宇津地域を市街の人々に知ってもらうとともに、宇津で活動する「よそ者」達が各々の活動について紹介するイベントです。

image1

会場では宇津の採れたて野菜の販売や、鹿の角を加工するワークショップも行われ盛況。私たち京都精華大学京北宇津宝さがし会は、夕方のトークイベントから参加しました。

image2

緊張する2年生メンバー。

image3

宇津銀座プロジェクトのメンバーの方々とは、お互い宇津で活動している事もあり何度もイベントの手伝い等でご一緒していますが、宇津以外の場所で行われたイベントでの交流は初めてでした。出演者側にとっても、宇津でやりたい事、目指しているものをお互いに知る事の出来た大変良い機会となりました。

イベントを観に来てくださった方々も積極的に発言してくださり、過疎地域活性化の大きなテーマである「地域内外の交流」のきっかけを見たような気がしました。素晴らしいイベントにご一緒させて頂けた事を光栄に思います。