晴天の中行われた、子どもフェスタIN宇津。
6日、7日と二日間にわたって、さまざまなイベントを開催しました。
イベント一日目は、宇津に流れる桂川で「水生生物観察」「ナイトトラップ」「星の観察会」を行いました。
朝早くから元気いっぱいの子どもたちと、宇津ふれあい会館で集合し、自己紹介しました。
お互い名前を覚えられるように、ガムテープで作った名札を好きなところに張り、みんなで桂川に向かいました。
京都精華大学の教授である板倉豊先生のご指導のもと、桂川の水質検査や生物をつかまえて、現在の桂川の状態を調べました。
初めは浅い場所で観察していましたが、だんだん深い所へ場所を変えると、子どもたちは服がぬれるのなんかお構いなしに、川に飛び込んでいき、次々と珍しい生物を捕まえては、板倉先生のところへ見せに行っていました。
学生スタッフも負けじと、川に飛び込んでいきますが、子どもたちについていくのがやっとでした。
観察を終え、いったん宇津ふれあい会館に戻り、見つけた生物と検査した結果を板倉先生に解説してもらいながら、宇津で採れたお米や、野菜で作った漬物でお昼を食べました。
子どもたちは、動き回っておなかがすいていたのか、何度もおかわりをする子が続出。
用意してあった大きな炊飯器2つと、宇津に住む漬物名人のマサエさんに作っていただいた漬物は、あっという間に空っぽになってしまいました。
このあと、宇津ふれあい会館の敷地の中にあるプールの裏手にナイトトラップをしかけ、日が暮れる間「ケコミ座」による大型紙芝居をみんなで見ました。
紙芝居が終わり、みんなでナイトトラップを確認しに行きました。
しかし、今回は珍しい昆虫は罠にかかっていませんでした。(残念)
最後に、京都精華大学の学生による「星の観察会」をしました。
昔から宇津は街頭が少なく、星がきれいに見れる土地です。私たちはこれを生かし、河川近くにブルーシートを引き、みんなで寝そべって夏の大三角形を観察しました。
★まとめ★
一日を終え、子どもの観察力と行動力が高いことを改めて実感させられる一日でした。
板倉先生も驚くぐらい、めずらしい生き物を見つけたり。
大人が躊躇するようなところへも臆せず進んだり。
危ない面もありますが、子どもの目線でしか見れない風景を、子どもと接することで自分も見ているような気がしました。