参加者:田村さん みっちゃん ずーまー ハル
報告者:ハル
日曜日、午後の日差しが照りつける最中に草刈りをしに宇津の畑に向かいました。私が畑を訪れるのは6月の枝豆の定植作業以来です。畑に着いてみると、作物が植えてあるところも植えていないところも雑草に覆われ一面が緑になっている畑の姿を見て驚きました。行きの車の中で、4人いれば1時間くらいで片付けられるだろうと話していたのでそんな畑の様子を見ても、私はそんなに時間はかからないだろうと気楽に考えていました。完全に農作業素人の考えですね。
作業は吉田さんの指導のもと草刈機2台と草刈り鎌2本を分担して行いました。私は田村さんと鎌で草を刈っていたのですが、鎌の扱いも慣れるまでに少し時間がかかりました。やはり鎌の草刈りは地道なものでした。一方、草刈機は機械だからといって楽に作業が進むかと思いきや扱うのにもコツがあって、うまくできないと草が絡んで刃が止まったり、ちゃんと草が切れなかったりするようです。吉田さんの動きを見ると草刈機を使って素早く草を刈っていくので凄いなと思いました。
その後、黙々とそれぞれが作業を進めようやく大方の草を片付けられた頃には16時を過ぎて、照り付けていた日差しからはすっかり夕方の気配を感じました。
残す作業は作物の収穫と水やりだけでした。万願寺とうがらしとピーマン、加茂なすが収穫できました。水やりはじょうろで水をやるだけで簡単に思ったけれど、思った以上に効率の悪い作業でした。じょうろは2つあるけれど、土がかなり乾燥していてたっぷりと水をやってもいくらでも吸収されかなりの量の水をやるため、水を何度も汲んだりして少し大変な作業だと思いました。すべての作業を終えて畑を離れたのは17時を過ぎていたと思います。結局3時間近く作業をしていました。やはり農作業は時間も手間もかかり、簡単なことではないとよくわかりました。
収穫した野菜はみっちゃんとずーまーと私の3人で分けて持ち帰りました。家に着いてさっそく収穫した野菜をシンプルに焼いて食べました。万願寺とうがらしは香りと肉厚な身でちゃんとおいしい野菜に育っていました。加茂なすは日光が均一に当たらなかったせいで色がまだらになっていて、スーパーで売っているようなきれいななすを作るのは難しいのだなと思いましたが、もちろん見た目は少し悪くても味はおいしくできていました。
最後に、今回の活動報告で大変、大変と書きましたが、私が大変というにはまだまだ苦労を知らない素人だと改めて思います。それでも一番言いたいのは、大変なことをしていても時間を忘れるほどのめり込む楽しい時間だったということです。