2020年11月13日
報告者:水野勇(人文学部)
今回の京北での活動は、前回に引き続き宇津案内看板の改定に必要な写真撮影、地図に載せる施設などを探しました。宇津の地域案内看板に広域案内図を入れるという案があり、今回は京北地域を広く訪問しました。京北には宇津のほかに、黒田、山国、弓削、周山、細野という合計6つの地域があります。コロナ対策のため、少人数で、道中は車内を換気させながらの移動や活動になりました。
京都精華大学から花背峠を越え、まずは黒田に向かいました。
黒田には「おーらい黒田屋」という店があります。「田舎のコンビニ」というコンセプトのもと、日用品や食品を扱っています。
お店にいた前田さんにお話を聞くことが出来ました。黒田のイベントはおーらい黒田屋の周辺で開催することが多く、京都芸術大学(旧京都造形芸術大学)が管理しているピザ釜があったり、楽樹舘と呼ばれる、地域の方が持ち寄ったお皿などが販売している場所があったりと、自然と人が集まるような場所になっています。周辺には春日神社があり、神社におさめる絵馬はおーらい黒田屋で購入することができます。
おーらい黒田屋では、移住促進、片波川源流域への観光、ガイドへの依頼など、観光客など外部の人達と地域を繋ぐ窓口のような役割もあり、黒田地域の中心地のような場所だと感じました。 山国には、常照皇寺というお寺があり、境内は京都府指定史跡になっています。重要文化財である仏像、天然記念物である九重桜など、見どころが満載です。
最後に、弓削という地域を訪問しました。京都市から小浜市までをつなぐ国道162号線沿いということもあり、レストランや食事処が多い印象があります。また地域には、宿泊や合宿、研修に使える「あうる京北(京都府立ゼミナールハウス)」、京北で唯一の病院である「京北病院」があります。
今回の活動でも、限られた時間の中で地域を周り、要所を写真に収めることが出来ました。看板作りのためにこれらの情報を活用していきたいと思います。