京都精華大学京北宇津宝さがし会 活動報告
4年生最後の合宿 + 木の名札づくりワークショップ
2019年2月23日(土)、24日(日)
報告者:兼田凌(人文学部・4年生)
- 2月23日(土)
この日は寒さも緩み、抜けるような青空。随時宇津に到着した学生から夕飯準備、資料整理、学まちコラボプレゼン資料作り、翌日のワークショップ準備の4班にわかれて作業をしました。
夕飯では地域のいっぷく家宇津朝市チームから仕入れた野菜を用いた鍋を楽しみ、食後は追いコンがはじまりました。みんなでたこ焼きを食べながら、深夜まで楽しい時間を過ごしました。
- 2月24日(日)
この日は9時45分から受付を開始。地域の子どもたちがつぎつぎと宇津ふれあい会館に集合し、元気に挨拶をしてくれました。
秋の子ども写真教室で宇津峡公園の木の解説をしてもらったので、せっかく覚えた名前を使って、宇津峡公園の木に名札を付けようという趣向です。名札にする木は、宇津の方が経営する北山杉卸の会社から、端材を無償でいただきました。それを立体造形コースのメンバーが使える大きさに切り、紐をかける穴をあけるなどの作業を、大学で済ませていました。
前日の夜に学生が丁寧にやすりをかけた木の名札に、子どもたちがビーズやマカロニなどで飾り付けをして、個性あふれる名札が完成しました。名札は、宇津峡公園にて子どもたちが各々選んだ木にかけました。宇津峡公園では、しばらく、子どもたちと大学生が本気の鬼ごっこで遊び、最高に楽しい時間を過ごしました。
木に名札をかけている様子
その後ふれあい会館に戻り、4回生のお別れ会としてビンゴ大会が行われました。ビンゴの景品は卒業する4回生が、今までお世話になった宇津の子どもたちへの恩返しとして2つずつ選んできたもので、その選び方にも4年生の個性が光っていました。ビンゴが完成した子どもたちから順番に、自分が欲しい景品をもらっていきます。どの景品も好評で、ビンゴ大会は最後まで熱気に包まれていました。
ビンゴが終わったあとには、子どもたちから卒業する4回生へのサプライズプレゼントとして、集合写真と寄せ書きをもらいました。子どもたちは名残惜しそうに、何度も「バイバイ」「バイバイ」と手を振って帰っていきました。
その後、4年生は宝さがし会のメンバーが書いた色紙ももらって、この日のイベントは終了しました。
4年生と子どもたち