参加者(スタッフ)
宝さがし会:めか、よっしー、ジン、あーちゃん、おうか、はる、ゆうな、たまき、桜歌、ひな、なんぶ、さとる、いおり、やまもと、田村
宝さがし会OBOG:みき、すずな、おえかつ、ずんだ、ゆーきゃん
立命館大学:ジョージ、まりの
京都外国語大学:うし、百音、みずき、あかり、りほ、かなっぺ
あいあむ:ろくま、こうた、けんた、はかた
子ども申込:35名
保護者参加:11名
●午前のプログラム:川遊び、河原遊び、鮎つかみ(報告者:よっしー)
川遊びはふれあい会館前の上桂川で行いました。例年通り、川遊び、河原遊び、鮎掴みの3か所に別れて行いました。
川遊びでは、川の少し深い所で泳いだり、散策したり、子ども達が発泡スチロールのボートに乗ったりと大胆な遊びを行いました。
比較的、自由な事ができる川遊びのため、子ども達は自由気ままに楽しんでいました。特に、流れが大変強い川なので、川の流れを利用して泳ぐ子どもが多かったです。
鮎掴みは、地域の方が川の浅瀬に石で囲った生簀を作ってくださりそこに鮎を放ち行いました。鮎の準備している最中から待ちきれず早くやりたいという子がいて、楽しみにしてくれて嬉しかったです。鮎つかみを始めると勢いよく鮎を掴みにいく子もいる中、恐る恐るいく子もいましたが、慣れるにつれ鮎をつかまえられるようになり、終了の号令をかけても川から上がって来ようとしないくらい熱中していました。保護者の方からも生きた魚を間近に見て触る機会はなかなかないので、子どもが喜んで興奮が醒めない、と、様子を話してくださいました。生きた魚のぬるっとした感触やすばしっこい動きに子どもたちが興奮した様子を、私も見ることができました。
河原遊びは、川の浅い場所で水鉄砲やビーチボールなどを使って行いました。
深い川では怖くてなかなか楽しめていなかった低学年や未就学児の子ども達もここでは大変楽しく遊べました。高学年の子達は学生を相手に水鉄砲で撃ち合いをしたり、学生も子どもたちも各々が自由に河原遊びをしていました。
それぞれ違った楽しみがあり、川遊びを満喫する事ができました。終了しても、なかなか川から離れる事ができないほどに子ども達は楽しんでいた様子でした。学生も子どもも夏の思い出を作る事ができました。
●鮎焼き(報告者:ゆうな)
子どもたちが捕まえた鮎をお昼ご飯の鮎焼きにするために、1匹ずつ串打ちの処理を行いました。串刺しにするのにもコツがあるのですが、地域の方が丁寧に教えてくださりました。串打ちの処理後、塩をまぶし炭火で焼きました。
たくさん活動した後に食べる鮎焼きはより美味しく感じられ、保護者やスタッフだけでなく、子どもたちもたくさんおかわりしている姿が見られました。
●午後のプログラム1:しおり作り(報告者:おうか)
午後のワークショップでは、しおり作りをしました。
グループに分かれ、学生が子どもたちをサポートしながらみんなで楽しくしおりを作ることが出来ました。
しおり作りはデコレーションがメインです。絵を描いたり、文字シールで自分の名前を作ったり、好きなキャラクターのシールを貼ったりと、各々の個性溢れる素敵なしおりが出来ました。ラミネート加工されて出てくるしおりを待っている、子どもたちのワクワクした顔を見ていて、本を読む時に今日のことを少しでも思い出してくれたら嬉しいなと思いました。
時間いっぱいに頑張って渾身の1枚を作る子、家族の分まで作る子もいました。サポートしていた学生もお手本を見せながら子どもたちと一緒にしおり作りをしていました。多少トラブルなどもありましたが、みんなが楽しめるものになって本当に良かったです。
●午後のプログラム2:草木たたき染め(報告者:ジン)
午後のワークショップでは子どもたちを2チームに分けて、しおり作りと同時並行でたたき染めをしました。
今回のたたき染めワークショップでは、川遊びの後に子どもたち自身で染める材料となる草木を河川敷で採取して、採取した草木を綿素材のハンカチの上に置いて、クリアファイルにはさんで、木槌やゴム槌を使い、たたいて染める、という流れです。
しかし、この真夏の暑さによって草木の多くは、葉、茎の中の水分が失われており、たたき染めをしても染まらないものが多く、事前準備の施策の時のようにはうまく染まりませんでした。
このように、ハプニングはありましたが、このワークショップで子どもたちに体験してもらいたかったことは、「自分で採取して、自分で染める葉、茎、柄の配置を決めて、自分で叩く」という主体的な参加でした。 実際に体験した子どもたちからは「たたき染め、楽しかった。」「叩くの疲れたけど、普段こんなことしないから新鮮だった。」などの声を聞くことができました。また、多くの子どもたちが熱心に私の説明を聞いている姿も見られました。このような声や姿は、子どもたちが主体的に参加したから見られたものであると、嬉しく受け止めました。そのため今回のワークショップはハプニングがあったものの成功したと感じることができました。このように、子どもたちが主体的に参加できるワークショップを今後も企画していきたいと思っています。
●午後のプログラム3:万華鏡作り(報告者:あーちゃん)
ワークショップの前に、万華鏡に使うビーズやスパンコール、折り紙やモールなどの、素材の準備をスタッフ数人で手分けして行いました。
ワークショップでは、マイクを使って全体に伝わるように、万華鏡の作り方を実演しました。万華鏡を作る過程で、子ども達はスタッフや友達と協力したり、出来た万華鏡の模様を見せ合ったりしていて、楽しそうなコミュニケーションの輪が生まれていました。子ども達は、ビーズやスパンコールなどの用意された素材を駆使して、独創的な模様を何通りも作り出していました。その姿は真剣そのもので、ワークショップの時間いっぱい、万華鏡に夢中になっている様子をそこかしこで見ることができました。完成した万華鏡と模様の素材は、好きなだけ持って帰って良いことを子ども達に伝えると、どの子も嬉しそうにたくさんの素材を持ち帰っていました。トラブルなく楽しい万華鏡のワークショップを行うことができました。
●夜のプログラム1:宇津の里音頭練習会(報告者:よっしー)
子どもフェスタのイベントを次々に終え、夜になると地域の方がふれあい会館に集まります。そこで宇津の里音頭、宇津郷音頭を子ども達、地域の方々、学生が一緒になって何度も踊ります。
ふれあい会館に80人以上が集まり、太鼓を中心に円になり繰り返し踊りました。こんなに大人数が集まる事がなかったのでこれまでにない程の盛り上がりとなりました。
地域の方による、素晴らしい太鼓の音と歌声がふれあい会館に響き渡ります。その中で、和気藹々と慣れた身振りで踊る地域の方、それを見様見真似でぎこちなく踊る学生と子どもの姿は活気に溢れていました。
皆で踊る一体感は中々感じられないもので、大変貴重な時間となりました。
●夜のプログラム2:花火(報告者:よっしー)
毎年恒例の子どもフェスタを締めくくる最後の花火!各々が好きな手持ち花火を持って行い、最後に学生が打ち上げ花火を行います。
年齢を問わず楽しめる花火は学生も子どもも純粋に楽しむ事ができました。皆、次々に手持ち花火を手に取り最後まで子ども達はイベントを楽しむ事ができました。
打ち上げ花火は昨年よりもパワーアップしており、なかなか見応えのあるものでした。