宇津峡公園 子ども木の教室・写真教室、児童公園遊具塗り直し 活動報告
期間:2018年11月17~18日
報告者:川端真由(人文学部・3年生)
今回の合宿では粟生谷児童公園の遊具のペンキ塗り直しと、宇津峡公園での木の教室・写真教室を行いました。
17日には翌日のペンキ塗り替えの準備のため、遊具とフェンスに錆止めを塗る作業を行ないました。児童公園の塗り直しについては、「いっぷく家宇津」とのコラボ事業です。16日にはいっぷく家宇津の方々が、遊具にやすりをかけ、錆止め作業も途中まで進めてくださっていました。私たちはその作業を引き継ぎ、児童公園にある滑り台やブランコ、鉄棒や雲梯など全6種の遊具とフェンスを学生スタッフと先生を含めた7人で、休憩を挟みつつ隅から隅まで体勢を変えながら塗り終えました。夜は公民館で翌日の午前中から行われる子ども写真教室「宇津の木を知ろう!」のワークショップの打ち合わせなどをしてその日は終了。
そして18日、宇津ふれあい会館の2階で朝9時半から子ども写真教室に参加する子どもたちとその一部の保護者の方の受付をし、12人の子どもたちと学生スタッフ、お招きした先生方との顔合わせと今回のワークショップについての説明が始まりました。今回の「宇津の木を知ろう!」のワークショップでは京都精華大学デザイン学部の亀村俊二先生(通称:亀ちゃん先生)を写真講師にお迎えし、また同じく京都精華大学人文学部の板倉豊先生(通称:トトロ先生)を木の講師としてお迎えしました。
保護者の方や先生方の車で自然公園へ向かいました。亀村先生には、自分の撮りたいと思う対象物を撮影する時のコツやポイントを子どもたちに分かりやすく説明していただき、板倉先生には木の名前や特徴を実際に手で触れながら分かりやすく説明していただいたので、子ども達も先生や友達、学生と話しながら楽しく写真を撮っていました。とても賑やかで、子ども達は写真を撮ることに夢中になりながら公園内を走り回り、木の実や落ち葉を拾って遊んでいました。
午前中の撮影会の後、宇津ふれあい会館へ戻ってみんなで昼食を取りました。その合間に、子どもたちには自分で撮った写真の中からお気に入りの3枚を後の講評会に使うために選んでもらいました。
昼食の後、一部の学生が写真教室の講評会の準備をしている間に、残りの学生スタッフと子ども達、保護者の方と先生方で児童公園へ向かいました。子どもたちにはまずビニールのカッパと軍手を装着してもらい、学生スタッフが事前に考えていたデザインをペンキで塗ってもらう作業を行いました。小学校高学年の子どもたちは、責任感を持ってしっかりきれいに塗ってくれました。低学年、中学年の子どもたちは、まずは遊具で思い切り遊んでから、今度は服や顔を汚すまでペンキを楽しそうに塗り、そのあとは公園で思い思いに走り回って遊びました。みんな様々な方法で楽しみながら、終始賑やかにワークショップが出来ました。
ペンキ塗りはこの日中には完成しなかったため、後日学生だけで完成させに行きます。公園の写真はその完成日の活動報告をお楽しみに。