京都精華大学京北宇津宝さがし会活動報告
第3回 子どもフェスタin宇津1日目【8月6日(土)】
宇津地域の夏の恒例行事となりつつある、こどもフェスタin宇津。宇津はじめ周辺地域の子ども達に、地域の魅力を体験を通して感じてもらい、地域愛を育むためのイベントです。今年は第3回目の開催となり、8月6,7日の2日間に渡り行いました。
今年のメニューは、1日目に地域発見オリエンテーリング、ミニゲーム、夏祭りの会場を彩る灯籠づくり、夏祭りの盆踊りに向けた練習、花火。2日目に鮎つかみ、川遊び、栃本河川公園の塗り直しです。
参加者は、1日目に子ども18人、2日目に13人、延べ31人でした。学生スタッフは総勢18名。自治会からは役員さんたち10名ほどのご協力をいただきました。
1日目。9時半からの受付が待ちきれなくて、9時にはもう1人目の子どもが来てくれました。
(1)オリエンテーリング
宇津にある4つの地域(中地、栃本、明石、下宇津)を、子ども3~4人、スタッフ2~3人の班ごとにまわりました。炎天下の中、子供達と一緒に指定されたチェックポイントを巡ります。
その途中には子ども達の飽きがこないように、また熱中症の予防も兼ねて、「宝袋」の中にはアメ玉を、「宝箱」の中には冷やしたゼリーを置く工夫をしました。
普段なら気付かないような、何気ない看板やお地蔵さんを探し回ったり、チェックポイントの証拠写真や面白い写真を撮ったりなど、子ども同士のチームワークが必要になる場面もたくさんありました。
また、オリエンテーリングの指令にどれだけ答えられるかで点数をつけて、午後からのミニゲームと得点を合算し、班対抗戦を行うことにしました。
子ども達が一生懸命、ミッションに取り組む姿がとても微笑ましく、スタッフもみんな笑顔になりました。
実は学生側に多々、ミスがあったものの、大きなトラブルが起こることもなく無事に午前中のイベントが終了し、一同ほっと一息。
ふれあい会館に戻って、みんなで持ってきたお弁当を楽しく食べました。
(2)ミニゲーム
昼食後、旧宇津小学校の体育館でミニゲーム大会を行いました。は豆つかみ・大縄跳び・バトミントン、外では水鉄砲でペットボトルを倒し、どれだけ多くの記録を残せるかを班ごとに競いました。
バトミントンの羽が窓枠に引っかかったり、子ども達に水をかけられたり、大変だったが楽しい時間を過ごせたと思います。
ただ、子ども達が暑さと疲労で集中力がきれかけている場面が多々あったと思うので、次回からは時間配分や行動範囲など気をつけたいという反省点もありました。
また、この裏ではオリエンテーリングの課題の一つであった、おもしろ写真の仕分け作業が進められていました。
(3)おもしろ写真鑑賞
ミニゲーム終了後はふれあい会館に集まり、冷たいアイスクリームやお菓子を食べながら、午前中に撮影してきた「おもしろ写真」をみんなで鑑賞しました。なぜそれを撮影したのかなど、子ども達がしっかりと説明してくれました。
(4)灯篭作り
夏祭りの会場を彩る灯籠づくりをワークショップ形式で行いました。お絵描き、貼り絵、切り絵、水絵、スタンプ、ステンドグラスのコーナーに分け、子ども達がそれぞれしたいコーナーに移動し、自由にチャレンジしました。
4面同じ種類の灯篭や、1枚ずつ違う種類の灯篭など、子どもならではの感性豊かな作品がたくさんできました。中には、1面で時間をいっぱいまで使って、凝った作品を作った子もいます。
完成品は夏祭り会場でロウソクに火を灯し、展示されました。
(5)盆踊り練習
地域の人たちがふれあい会館の2階に集まり、夏祭りに踊る盆踊り、「宇津の里音頭」と「丹波音頭」を、地域の子ども達や年配の方の生歌で練習しました。
地域の人たちと一緒に踊ることは、とても緊張したが地域の方々はとても優しく教えてくださって、楽しいひと時を過ごすことができました。
(6)花火
盆踊り練習の後、子ども達と手持ち花火で盛り上がり、この日はお開きとなりました。