2016年度 宇津夏祭り 内容報告

京都精華大学京北宇津宝さがし会 活動報告
宇津夏祭り納涼の集い【8月15日】

宇津地域の最大の行事である「宇津夏祭り納涼の集い」が、2016年8月15日に宇津峡公園にて開催されました。祭りの詳細は、私たちが作成したチラシにあります。

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私たち、京都精華大学京北宇津宝さがし会のメンバーは、今年から夏まつり実行委員会にも加わり、本格的に祭りの運営に関わることができました。

祭りの前日である8月14日に地域に入った私たちは、『わたあめ』の機械を確認し、その後はわたあめの袋に絵を描いたり、夜店の看板を作成したりと準備を整えました。

8月15日は、夏祭り当日ということで朝から当日に必要な備品などを旧宇津小学校の倉庫から夏祭り会場である宇津峡公園まで運搬。午後からはその備品を設置したり、テントを建て屋台の準備を始めました。前日に作った看板がうまく付かなかったりと小さなハプニングもありましたが、祭り本番までに全ての準備が完了しました。準備途中から雨が降り始め、どうなることかと思いましたが、無事に雨も止み祭りが開始しました。

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今年は、鮎の塩焼き、わたあめ、ヨーヨーの3つの屋台を出店しました。自治会の方の方にも手伝いにも行き、ギリギリの人数で回しましたが、特に失敗もなく、適度に私たちも祭りを楽しむことができ有意義な時間が過ごせました。

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大繁盛なヨーヨー。

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目の前で焼いて売る鮎の塩焼きも好評でした。

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舞台では、地域の方たちを中心に組織された和太鼓チーム、ブラジル音楽、沖縄音楽などが圧巻のパフォーマンスを繰り広げました。京都精華大学からも、フラメンコ同好会と、ティクタクティクタンというバンドが出演し、会場の雰囲気を盛り上げました。

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高く組まれた櫓の上で生演奏される宇津の里音頭。櫓を囲んでの大踊りでは、私たち学生も加わり、踊りの輪が大きく大きく広がりました。

まるで貸し切りのように頭上に展開される花火が、夏の空を美しく彩り、参加者はみんな歓声をあげて楽しみました。

今年は開催時間が延び、かなり遅くまで片付けが終わりませんでしたが、みんなの顔はどこか晴れ晴れとしていました。

高齢化の進む地域では、祭りの維持や保存が大きな課題になっています。準備や運搬、祭り当日の運営など、私たち学生が役に立てることを積極的に見つけて、これからも地域の人たちみんなが楽しみにしている「夏祭り納涼の集い」を、さらに大きく広げていくために力をつくしたいと思います。