2016年 子どもフェスタin宇津 2日目 内容報告

京都精華大学京北宇津宝さがし会活動報告
第3回子どもフェスタin宇津2日目【8月7日】

子どもフェスタin宇津の2日目の様子を紹介します。

まずは、昨年度大好評だった鮎の掴み捕り。地域の方々にご協力頂き、今年も実現しました。地域自治会役員の方々が川の中に溜め池を作ってくださり、そこに鮎を放流。子ども達が一斉に掴みにかかります。

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学生スタッフも挑戦しましたが、鮎はすばしっこくて、ぬるぬるしていて、思うように掴めません。ついムキになって、本気で遊んでしまいました。

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捕った鮎は塩焼きにして、みんなでおいしく頂きました。

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鮎を捕り尽くした後は、みんなで川遊び。発泡スチロールの筏で川を下ります。
子ども達は大喜びでしたが、それを引っ張る学生はくたくた。

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実はイベントの1カ月前に竹で筏を作っていたのですが、立派に作りすぎたせいで、重くて運べないという事態に。結局、お蔵入りとなってしまいました。今後、活躍する機会を待っている筏の写真です。

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嵐山へ注ぐ第一級河川、上桂川の流れる宇津地域の人々は、小さい頃から川に親しんで育ちました。かつては鮎釣り、鮎漁も盛んで、地域内外からの釣り客で賑わいましたが、上流に下水処理場が出来て以来、鮎が棲まなくなってしまい、徐々に川から人が離れていったという歴史があります。今回は、年配の方々に親しまれてきた川遊びを子ども達と共に体験する貴重な機会となりました。

午後からは地域の公園に移動。とは言っても、ただ公園で遊ぶのではありません。老朽化が進む公園の遊具をペンキで塗り直し、綺麗に生まれ変わらせるという大仕事に、子ども達が挑みました。

image6真剣な表情で取り組む子ども達。

地域町内会の皆様も、差し入れをどっさり持って駆けつけてくださいました。

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平行して、記念に公園に飾る絵を描いている様子です。なんと、90cm×360cmの特大サイズ! 事前に子ども達から描いてほしいモチーフを公募し、学生スタッフが下絵を作成。子ども達がペンキで色を塗っていきます。こんな大きな塗り絵は、きっとみんな初めてでしょう。

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塗り直し前の滑り台です。

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事前に学生スタッフがサビを落とし、下地塗りをして、当日、完成した遊具と絵がこちら。

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なんということでしょう。鮮やかに生まれ変わった公園の遊具が、宇津の緑によく映えます。町内会の皆様にも大変喜んでいただけました。

最後に、みんなで集合写真。子ども達の少し疲れて見えるこの顔こそ、やりきった顔です。子ども達が大きくなったとき、この公園に戻ってきて、彼らの子ども達に「この滑り台とブランコはパパが塗ったんだぞ」と自慢する日が来る事が、企画した学生スタッフの願いです。

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2日間を通して開催した第3回子どもフェスタin宇津。今年も無事に終える事ができました。年を追う毎に、より内容が充実し、地域を巻き込んだものになっていっていると感じています。参加してくれた子ども達の保護者の方々からも来年度への要望を頂いており、期待に応えられるよう、さらに活動を広げていきたいと考えています。また、毎回の如く宇津地域の方々には大変なご助力を頂き、この場を借りて感謝申し上げます。
以上、第3回子どもフェスタin宇津の2日目の様子でした。